縁起でもありませんが葬儀について知っていますか?
葬儀のグレード
いくら悪徳葬儀社といえど、葬儀に使う祭壇や生花などのグレードは喪主に判断してもらいます。
よくあるのは松、竹、梅の3つ、もしくはこれに特上を加えた4段階から選ばせることが多いのですが、日本人は一番下というのものをあまり選びません。
中流指向みたいなものがあるので真ん中かそれより上を選ぶことが多いようです。
しかし実際は祭壇などのグレードは4段階くらいで分けられるほど単純ではなく、もっと複雑です。
したがって、喪主が選んだようでいて実際は葬儀社の判断によって費用が変わってきます。
また葬儀社も
「仏さまが可愛そうですよ」
「お宅さまほどの家でしたらワンランク上のものがよいですよ」
「仏さまを立派に送り出してあげましょう」
「参列者にも失礼になりますよ」
などの営業トークで費用がかさむようにしかけてきます。
葬儀は故人のことよりも家が前面にでることが多く、その分体裁を保つためにも見栄えのする葬儀を望む親戚もいるでしょう。
しかし、最近では医療費用がかさむため葬儀費用を抑えたいと考える人も多くなってきています。
密葬や家族葬を望む方も増えてきています。
こういった要望に対応できる葬儀社もありますが、一方であまり派手にやりたくないと考えているのに葬儀社の営業トークにのせられてしまい、いつのまにか規模の大きい葬儀になり後で後悔したという事例も増えています。