縁起でもありませんが葬儀について知っていますか？

葬儀社のサービス

葬儀には決まった価格などなく、葬儀社の言う値段に疑うこともなく受け入れるため
葬儀社に対する消費者センターへのクレーム、相談というのはあまりないそうです。
というのは、葬儀社は喪家への満足度を高めることに腐心しているからです。
喪家が満足しているのであれば問題ありませんが、それはは原価に対して法外な値段を支払っていることを知らないからです。
300万の葬儀では原価は100万にも満たないといわれます。
葬儀社は一度の葬儀で200万もの利益を出していることになります。
こうした状況に対し、最近は葬儀社の利益を減らすことで価格を抑えた葬儀を行うところも現れ始めました。
良心的な価格の業者は私立病院や警察への出入りやコネにお金を使わないので、こちらから探さないと見つからないかもしれません。
葬儀社に対しクレームが少ないのは原価を知らないことの他にサービスをしてくれたという意識があるからです。
「ご希望の祭壇が手配できなかったので一つ上の祭壇になりましたが、差額はこちらで負担します」
「病院からのご遺体の搬送料はサービスにします」
「これはセットに含まれないのですがサービスでおつけします」
などなど、なんだか得をしたような気にさせるのです。
明細にはサービスされたようになっていたとしても、他のところが水増しされているだけです。
相場や定価などのない葬儀の世界、他のものとも比べることもできないので葬儀社の請求に対してこんなものかと納得します。
しかも葬儀社の営業マンに相場はこのくらいだとはじめに聞かされていれば、相場より少し安ければまた得をした、いい業者だったと勘違いするでしょう。
縁起でもない話ですが、葬儀が近いとわかっているのならばいくつかの葬儀社に話を聞き見積もりを貰うとよいでしょう。
見積もり時の対応でどういう葬儀社なのかわかると思います。