縁起でもありませんが葬儀について知っていますか？

低価格が売りの新興葬儀社

新しくできた葬儀社の中には低価格を売りにしているところがあります。
葬儀の費用が60万から80万程度で収まり、お布施をあわせると100万から120万程度になります。
こういった業者はお金のかかる私立病院への出入りを行わずに費用を抑えます。
息を引き取る場所の多くは病院ですので、病院に出入りしないことは業者にとっては本来死活問題ですが、そこは価格で勝負していこうというのです。
こういった良心的な価格の業者が多くなるかというと、そういう傾向は今のところみられません。
というのは、ある程度の費用を葬儀に使ったほうが遺族も満足するからです。
新興の葬儀社で行う100万円の葬儀とこれまでの葬儀社で行う200万円の葬儀を比較してもそれほど違いはないと言われます。
しかし日本人の気質として、あまりに安いものよりもある程度の金額の方が満足する傾向があるからです。
その傾向は化粧品ではっきりと見られます。
化粧品は安いものよりもある程度の金額のものの方が売れ、しかも満足度が高いのです。
実際は差額ほどの効果はないにも関わらず。
そんなこともあって、価格で勝負する新興葬儀社は苦戦をしいられているようです。